特徴
広範の病害にすぐれた効果
ばれいしょの疫病、粉状そうか病、あずき、いんげんまめの炭疽病、菌核病、たまねぎの灰色かび病、べと病、アスパラガスの茎枯病、ごぼうの黒条病、小麦の雪腐病、てんさい黒根病等、広範囲の病害にすぐれた効果を示します。
耐性菌にも有効
ばれいしょの疫病等の他剤耐性菌にも安定した効果があります。
残効性・耐雨性にすぐれ、高い予防効果
植物体内への浸透移行性はほとんどなく、治療効果は認められませんが、残効性、耐雨性にすぐれ高い予防効果があります。
植物病原菌の各種感染過程を阻害
胞子発芽、侵入器官形成、胞子形成の各感染過程を阻害します。
天敵・有用生物に対する高い安全性
ミツバチ、捕食性のダニ等の有用生物にはほとんど影響がありません。
安全使用上の注意事項
本剤は皮膚感作性を有するため、皮膚かぶれ等を生じることがあるので、次の点に注意してください。
・かぶれやすい体質の人および本剤または他剤においてかぶれた経験のある人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触はさけてください。
・薬液調製時および散布等の作業の際は帽子、保護メガネ、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣、ゴム長靴などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
・降雨時または樹木が濡れている場合には作業を行わないでください。
・剪定、施肥、摘果、除草、袋かけなどの管理作業をすませてから散布してください。
・散布後の入園はできる限り期間をおいてください。特に摘果、袋かけのような作業を行う果樹では少なくとも7〜10日間の期間をあけてください。
・散布後の入園の際も、帽子、保護メガネ、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
・散布等の作業後および摘果等のため散布後入園し作業した後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
・作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
・施設内では使用しないでください。
・高温、多湿時の長期間の散布および作業はさけてください。
・苗床で本剤を使用し、その苗を採苗、定植する場合には、必ず手袋を着用して作業を行い、直接苗に触れないよう注意してください。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
粉末は眼に対して強い刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合は直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。皮膚に付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落してください。
密封し、直射日光をさけ、食品と区別して冷涼・乾燥した所に保管してください。
農林水産省農薬登録番号:
17556 登録情報は
こちら
農薬の種類:フルアジナム水和剤
製剤毒性:普通
名称:石原フロンサイド水和剤
農薬販売届出済